
黒の塊で部屋が締まる|ROOT BLACK COFFEE TABLE/dareels
光を吸い込む黒が、部屋の温度をひとつ下げる。
チークの“根”がそのままテーブルになったような存在感。
置いただけで、輪郭が整い、視線が静かに集まります。
無垢の黒は、面ではなく“立体の影”で語ります。割れや瘤までも意匠になり、時間が刻んだ線が天板の上に現れる。毛足ラグやレザーソファと並ぶと、素材同士が互いを引き立て、リビングが少しだけ深く、落ち着いた表情に変わります。
▸ 黒の“塊”が軸になる
特徴:ロープロファイル/オールブラック仕上げ/空間を引き締める存在感
本文:低い重心で視線を受け止め、家具同士の距離を心地よく保つ。広めの天板はトレイ置きや読みかけの本にも余白があり、日常の道具が絵になる。
▸ レザーと黒の相性
特徴:艶の異なる黒のレイヤー/クッションの温度感で中和
本文:マットな黒とレザーの艶が重なり、光の量で表情が変わる。クッションやブランケットをひとつ添えるだけで、冷たさより“静かな温かさ”へ。
▸ 割れも、瘤も、意匠になる
特徴:チークルート材/自然のクラックと年輪/一点ごとの表情
本文:焼けたような黒の中に細かなひびと年輪が走る。整えすぎない自然の線が、照明の角度で立ち上がり、近づくほど惹き込まれる。
▸ 毛足ラグで深度が出る
特徴:濃淡のあるシャギー柄と好相性/影のコントラストが柔らかく
本文:黒い天板の影がラグの毛足に溶け、床面が軽く見える。ダイニング側への抜けもよく、動線を妨げないバランス。
▸ 人のスケールで“日常”になる
特徴:エッジの有機的な起伏/カップの安定感
本文:手を添えた瞬間に、彫刻のようなテーブルが“使うための道具”へ。朝の一杯や読書の時間が、少しだけ儀式めいて心地よい。
▸ ブランド紹介(dareels)
スペイン発dareels(ダリールズ)。再生材や自然素材の個性を活かし、削りすぎない仕立てで空間に余白をつくるブランド。ROOT BLACKはチークの根の造形を活かしたシリーズで、一点ごとの表情違いが魅力です。
▸ リール紹介
黒の“塊感”と天板の質感は動画がいちばん。
▶︎本編リールはプロフィールから(ハイライト「dareels」にも保存)
▸ 商品ページ
▸ 関連リンク
▸今回のコーディネート
黒の“塊”を中心に、レザーの艶と毛足ラグの柔らかさで温度を整えるリビング。
ROOT BLACKの起伏が影をつくり、DAVISの端正なラインが空間を締める。
SALAMANCAの織り柄が床に奥行きを与えて、重さは見た目より軽やかに。
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SOFA|XANDER DESIGNS DAVIS 2.5P
直線基調の端正さと、座ると感じるゆとり。レザーの艶が“黒の塊”と響き合い、輪郭をシャープに。
RUG|LINIE DESIGN SALAMANCA(Charcoal 140×200)
濃淡のあるパイルが光をやわらかく散らし、黒の天板とも好相性。置くだけで床面に深度が生まれます。
TABLE|dareels ROOT BLACK COFFEE TABLE
チークのルート材を活かした“黒の造形”。割れや瘤まで意匠となり、低い重心で空間を静かにまとめます。
▸ 結びの一文
黒の面ではなく“黒い影”を置く。部屋はそれだけで、静かに整います。
▸ ショールーム(静岡/予約制)
実物の黒の階調と天板の起伏はぜひショールームでご体感ください。