
真ん中に据える、静かな存在|T-LEG DINING TABLE/SQUARE ROOTS
すっと、空間が整う感覚があった。
木の色が、空気を落ち着かせてくれる。
どこかに向かって主張するわけではなく、真ん中にあるだけで十分だった。
暮らしの中心にあるものが、こんなふうに静かだと、気持ちにも余白が生まれる。
どんな時間も受けとめてくれるような佇まい。
このテーブルの前に座ると、自然と動きがゆっくりになる。
考えごとをしたり、器を並べたり、何もしなかったり。
たくさん使おうと思わなくても、ふと戻ってきたくなるような存在。
▸ 静かにそこにある
余白のある空間に、すっと収まっている。
構造はしっかりしているのに、圧がない。
使う人のリズムに寄り添ってくれるような重みがある。
▸ 陰影ごと受け入れる
朝の光、夕方の影。
時間とともに移ろう色を、そのまま映してくれる。
空間が自然に整っていく感覚が、確かにあった。
▸ 道具が引き立つ木の表情
皿もマグも、ただ置いただけで絵になる。
深く落ち着いたトーンの木目が、道具の佇まいを引き立ててくれる。
整えすぎない暮らしの中に、ぴったりな静けさ。
▸ 素材のゆらぎが、暮らしのリズムをつくる
ぴたりと揃わない色や線の重なり。
そこにこそ、心地よさがあると感じた。
木がもともと持っていたリズムを残すことで、空間にも揺らぎが生まれる。
▸ 手を加え、整えるということ
割れを防ぐためのチギリ。
構造としての補強が、静かに美しさへと変わっている。
触れたときのなめらかさに、丁寧な手仕事の跡がある。
▸ 線を引かない仕上げ
あえて“まっすぐにしない”という選択。
自然のかたちをそのまま残した耳付きのラインは、
どこか気持ちに余裕をもたらしてくれる。
▸ 静かに、重さを受けとめる
鉄の脚は、控えめだけど芯がある。
視界の中にとけ込みながら、しっかりと天板を支えてくれる。
この静けさが、テーブル全体を引き立てている。
▸ SQUARE ROOTSという選択
削ぎ落とすことで、素材が際立つ。
静けさの中に強さがある家具。
SQUARE ROOTSの家具は、暮らしの真ん中に置いてみて初めてわかるよさがある。
▸ リールでもご紹介しています
木目の濃淡、手仕事の痕跡、空間に置かれたときの静けさ。
短い動画でも、感じていただけると思います。
▸ 商品の詳細はこちらから
サイズや素材、脚のカラー展開など、詳しくご覧いただけます。
ブログだけでは伝えきれない部分も、ぜひページでご確認ください。
▸ 今回の撮影で合わせた家具たち
テーブルの存在感を引き立てるのは、椅子の選び方。
今回の撮影では、静けさと個性をあわせ持つ2脚を組み合わせました。
▶︎ SOLI CHAIR|木と鉄の静かな調和が生まれる椅子
直線的なフレームと、わずかにカーブした背もたれ。
空間に溶け込みながら、しっかりと個性がある一脚。
▶︎ BOMA CHAIR|体と暮らしに寄り添う柔らかな座り心地
包み込むような背もたれと、なめらかな触感。
どんな姿勢でも自然体で過ごせる椅子です。
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▶︎ 空間に「静かな軸」をつくる家具|SQUARE ROOTSのT-LEGテーブルとSOLIチェア
▸ 結びのことば
どこに置くかではなく、
その家具と、どんな時間を重ねていくか。
そんなふうに考えたくなるテーブルです。
▸ ショールームでご覧いただけます(予約制)
静岡県袋井市のMARRONショールームでは、SQUARE ROOTSの家具を実際にご覧いただけます。
木の質感や重さ、脚部の仕上げなど、ぜひ触れて確かめてください。
落ち着いた空間で、家具との時間をお楽しみいただけます。